9月9日(火)から「100時間講習(林業架線作業に関する講習)」の実技講習が始まりました。

学生にとっても、講師にとっても長い50時間の学科講習を終え、ようやく屋外で実技です。

県内の民間事業体から講師をお迎えし、架設~集材機運転~撤去の一連の流れを限られた時間の中で行います。

学科で習った道具の名前や役割を思い出しながら、架設を行っていきました。

秋雨前線の影響で雷鳴に避難を余儀なくされましたが、2日半でエンドレスタイラー方式の架設が終わり1人ずつ運転をしています。

あと数日の実技講習ですが、荷(丸太)を掛けるために引き込みを行ったり、荷を吊った状態で運転したりと実際の現場さながらの経験を積み最後の撤収作業へと向かいます。

最後まで気を抜かず、無事故で実技講習を終えることができるよう努めると共に、遅刻・欠席をしないよう体調を整えて頑張って欲しいと思います。

架線1

先ずはドラムにワイヤーを巻き入れて準備していきます。

架線2

リードロープを回してワイヤーと入れ替えしていきます。

架線8

学科よりも実技が好きなので「笑顔」がこぼれてしまいます・・・。

架線9

全員で手伝います。

架線10

エンドレス索の架設具合をチェックしています。

架線3

搬器(キャレジ)をセットしています。

架線4

架設が終わりました。元柱には沢山のワイヤーが付いてますね。

架線5

主索の緊張度を検定します。

直接主索を打撃し振動波を測定し計算で「原索中央垂下比」を出します。

さて、習ったやり方を覚えている学生が何人居ますでしょうか・・・。

架線6

講師先生の指導を受け、緊張しながらの集材機運転。

架線7

残りの実技も無事故で頑張ろう!